2012年3月7日水曜日

放射線測定器をもって外に出よう | 水元公園

3月3日土曜日、放射線測定に行ってきました。場所は、先日下記のように報道されていた葛飾区にある『水元公園』。実際どうなのか自分で確かめてみたくなったからです。
葛飾区の公園でチェルノブイリ級最高レベル
ホットスポットの衝撃
■水元公園までの道のり

東武伊勢崎線で北千住まで出て、そこからJR常磐線各停で金町へ。金町駅周辺は毎時0.15マイクロシーベルト程度、たぶんこのガイガーカウンターならば原発事故の影響下にないところでもこのくらい出すでしょう。

僕は金町で下車してバス(京成バス「JR小岩駅」行き)を利用して柴又帝釈天まで出ましが、京成金町線に乗り換えた方が手間・運賃的に良いです。電車もかわいいし、おすすめです。

柴又にきたのは初めてだったので、心躍らされる出店ひしめく通りに、すっかり観光気分に。でも、このあたりの線量はやや高くて毎時0.20マイクロシーベルトくらい。

帝釈天を過ぎて少し歩くと『寅さん記念館』に隣接する『柴又レンタサイクルセンター』があります。今回できる限り広い範囲で測定したいと考へ、レンタサイクルを使うことにしました。

借りた自転車で江戸川沿いのサイクリングロードを走ると、スタートしてすぐのところに「金町浄水場」の二つの大きなタンクが見えてきます。原発事故当時、水の汚染が懸念されたことが思い起こされます。

サイクリングロード上は柴又帝周辺と線量にあまり変わりませんが、途中橋の下を通過するために土手を下って川沿いの道に降りることになり、そこで測ってみると毎時0.30マイクロシーベルトとやや高い線量が測定されました。その時、たぶんこのコントラストが、この辺一帯の雛形なのだろうと思ったのを覚えています。

サイクリングロードを降りて町中を少し走ると「都立水元公園釣仙郷入口」という看板のある水元公園の入り口に到着します。柴又レンタサイクルセンターからここまで、計測などせず普通に走っていれば20分程度でしょうか。天気が良くて風が無かったこともあるでしょうが、かなり近く感じました。

■水元公園

園内に入って少し走ると、所々で毎時0.3マイクロシーベルトを超えるところがでてきます。その詳細は下記の通りです。


より大きな地図で 無題 を表示

水元公園はとにかく広い公園でした。レンタサイクルを選択したことはまったくの正解で、歩いていたら、このように公園の端から端まで巡ることは不可能だったでしょう。

園内は毎時0.210.32マイクロシーベルトと、場所によってかなりの濃淡のある分布になっていているように思います。川沿いで思ったように、この分布はこの辺一帯のコントラストなのだと、後にこの結果を見渡してそう実感しました。

この記事中には園内で一番空間線量が高かった場所として、毎時0.74マイクロシーベルトが計測された「野鳥観察舎の入り口」があげられています。僕もその辺りで測ってみたのですが、それほど高い線量は計測されませんでした。

野鳥観察舎」自体は水はけが良さそうな板張りの建物で、そこに立ち入ってしまえば、土壌むき出しの場所よりも線量は間違いなく低いはずです。たぶん高い線量を記録したのは、その建物を介した雨水などが溜まるような場所にある落ち葉だとも思うのですが…今思えば、もう少しちゃんと測ってくればよかったと思っています。


■計測について

測定した機器はロシア製ガイガーカウンター「SOEKS-01M」。ベータ線も計測し、低線量下では実際よりある程度高い数値を弾き出す――ので、そうであってほしいと願う反御用な人たちにも人気の低価格放射線器機です。

地図は、前回の流山と同じようにスマートフォンに「My Tracks」というGPSロガーアプリケーションを入れて地点情報と線量を記録、生成されたKMLデータを再構成(かなりコツがいる)してGoogleマイマップに流し込んだもの。

計測距離はだいたい地上1メートルくらい。本来であるならば同じ場所で何度か計測してその平均を求めるのが最善でしょうが、時間的な制約の中できるだけ広範囲を測定したかったので、かなり簡略化しています。なので、あまり信頼できる数値でないことは記して強調しておきます。そもそもこのような低価格ガイガーカウンターによる計測には限界があります。

スマートフォンとBluetooth通信してGPS地点情報と線量を記録していくことができるという、HORIBAの新型シンチレーション・サーベイメーター「Radi PA-1100」があれば、もっと詳細なデータが集められそうな気がするのでほしいのですが、かなりお値段が…。

■おわりに、放射線報道の問題点

ここから先は蛇足として読んでいただければと思います。計測器機も安物な所詮は素人調査に過ぎないので偉そうなことは言えないのですが、現場に行ってみると、どうも「チェルノブイリ最大級レベル」というような報道とのギャップを感じずにはいられませんでした。

野鳥観察舎の入り口」に関して、そこを見てきてある程度確かな事として言えることは、まずそこは公園のかなり奥まった場所にあること。そこに一日ずっと人が居続けることはないだろうということ。子供が転げ回って遊ぶことも無いだろうということです。また、ここで野菜などを育ててそれを食べることもないでしょう。この場所がたとえ比較的高い線量があったとしても、それほど問題があるとは、あまり思えませんでした。

もちろん、この公園に比較的高い線量の場所があることは嘘ではないと思います。そして、国が除染の必要が無いと言われても、近隣住民や訪れる人にとって気持ちのよいものではないでしょうから、何らかの対応が必要かもしれません。

でも、このような報道で問題があるように思うのは、かなり狭い範囲で高い汚染が発見されたことがセンセーショナルに報道されることによって、そのすべての地域が同じように汚染されているように伝わってしまうことです。そしてその範囲は放射状にどんどん広がっていって…
水元公園の一部から高い放射線量が計測されたということは、水元公園全体が汚染されていることであり、水元公園が汚染されているということは、葛飾区全体が汚染されていることであり、葛飾区が汚染されているということは東京都全体の汚染が深刻なのだ!日本全体も!そして世界も…
――という、なんだか書いていて馬鹿馬鹿しくなるようなことが、まったくそのままリアルな状況として今の日本の一部にはあります。

これは発信する側のみならず、受け取る側の問題も多く含んでいるようにも感じますが、最終的に日本全体が手のつけられないほど汚染されてしまっていて結局何をしても無駄なのだというような考えに陥らせてしまっては、問題解決の障害になるだけのような気がします。

このような悪循環を断ち切るのは、多くの人が放射線測定器をもって外に出ることかもしれません。広範囲な線量マップは国から発表されていますが、原発事故から1年が経とうとしている現在は、もっと狭い範囲の詳細な線量マップが必要になってくると思います。そして、それができるのは、私たちのようなアマチュアの放射線測定家なのかもしれません。

2012年2月27日月曜日

放射線源を手に入れろ!マントル(トリウム)編


ガイガーカウンターなどの放射線測定器を手に入れると、次に欲しくなるのは「放射線源(以下、線源)」だ。

線源」とは放射線がビビビと出ているモノのことで、それを持っていれば、例えば放射線測定器が壊れていないか確かめたり、他の放射線測定器と鳴き合わせして校正したり、怖がる人に「ほら、ほら」とみせびらかしてキャーキャー言わすことができる。

僕が今回「線源」として入手したのはamazonで見つけた「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) マントル L 3枚組 M-7909」という代物。実際にはCAPTAIN STAGという会社のガスランタンにつかうモノのようだが、どういうわけだかご丁寧にも「商品の説明」には下記のように記されている。
「――微量のトリウムを含有しており、放射線源としても利用できます。放射線測定器の簡易テスト線源として最適です」
…かなり本末転倒な説明だ(笑)


■「マントル」とは何か?

実は幼い頃ボーイスカウトにいた経験もあるのだが、それ以後アウトドアの経験は少なく(だいたい想像がつくと思うが…)、もちろんランタンなど所有していない。なので「マントル」と言われても何に使うものなのか知らなかった。

軽く調べてみると、どうやらそれはランタンを発光させる、電球でいえばフイラメントの役割を担うものであるらしいことがわかった(参考:マントルてなんじゃ?)。

また我々の目的である、そこに含まれる微量の放射性物質「トリウム」は、α線の電離作用でランタンの炎を安定させる目的で使われるのだそうだ(参考:wikipedia)。


■放射性物質「トリウム」とは何か?

基本的なことはwikipediaでも読んでもらうことにして、線源としての情報として必要なのは、それが何(放射線の種類)を放射しているかということ。調べてみると、「多くのα線」と「微量のβ線とγ線」を放射するらしいことがわかった。

トリウムは地球上に豊富に存在するので、これまで様々な形で利用されてきた。その中には健康飲料水(Radithor歯磨き粉(Doramadなんて物騒な代物もあって愛用者に重大な健康被害をもたらしていたりする(もちろん現在は無い)。マントルにこのトリウムが使われていたのも、その頃から続く名残りであるのと同時に、他のモノでも代用可能だったが安いからというのが理由らしい(参考:「世界で一番美しい元素図鑑」)。


トリウムが使われた放射性歯磨き粉「Doramad」(ドイツ製品)

ラジウムとトリウムが相当量含まれた放射性健康飲料「Radithor」

また古いカメラのレンズに「アトムレンズ」または「トリウムレンズ」と呼ばれているものがあり、それはトリウムをまぜたガラスが使われたレンズで日本では1970年代まで製造されていた。こちらのページでは線量が高かった「Super-Takumar 1:1.4/50mm」のレンズ後面で「毎時7マイクロシーベルト」近くのγ線が計測されていることが記されている(参考:「アトムレンズ(トリウムレンズ)(放射能レンズ)」「放射能レンズ」)。

ちなみにトリウムは、かつて原子炉に使うために数十億ドルを懸けた研究が行われていたという歴史があり、それは頓挫して現在に至るらしいのだが、こんな本「平和のエネルギー―トリウム原子力 ガンダムは“トリウム”の夢を見るか?」が、、、ガンダム?な、なんだろこれ?


■「β線+γ線」の恐怖

前置きが長くなったが、まず単純に上に置いて測ってみた。すると写真のように「毎時1.5マイクロシーベルト」くらい。「DANGEROUS RADIATION BACKGROUND」と表示して、まあソコソコである。。。が、ほんとうはもう少し出るかなと思っていたので、ほんの少しだけガッカリだったりした。

前項で話したようにトリウムからは「多くのα線」と「微量のβ線とγ線」が放射されている。「α線」は薄い紙を通り抜けることもできない弱いエネルギーの放射線なので、マントルを覆う透明なプラスチックで遮蔽されているだろう――というか、そもそもこのガイガーカウンターは「β線とγ線」」しか拾わないので計測されない。そしてアルミで遮蔽しているので「β線」も計測されておらず、つまりこの数値は「γ線」だけを計測したものとなる。

ならばと次にアルミで遮蔽を外して「β線+γ線」で測定してみる。る。る。る。と「毎時14マイクロシーベルト」という見たことのない数値に!

ちょっとドキドキ(うわー10マイクロ超えると表示形式変わるんだー)

――でも調べてみると、『β+γ線 ガイガーカウンターでのβ線測定時の誤った表示について』というページを見つけた。この見解が「毎時14マイクロシーベルト」を説明するのに妥当だろう。

構造上、γ線よりβ線を多く捉えてしまうガイガーカウンターでは、同じエネルギーのβ線とγ線が1000個ずつ放射されている線源を近接距離で測定した場合、以下のように実際よりも10倍以上の結果になってしまうというのだ。

β線200個カウント(計数率20%)
γ線10個カウント(計数率1%)
画面表示0.1μSv/h×210=21μSv/h

なるほど。これまでアルミ遮蔽すると「β線」を拾わなくなるとだけ理解していたのだが、実際は「β線+γ線」で計測することによって本来の線量より異常に高い線量を出力してしまうんだな。やはり「β線+γ線」で拾ってしまうガイガーカウンターはアルミ遮蔽が必要そうである。

線源ひとつあるだけでイロイロ勉強になる。

2012年2月23日木曜日

ハイストレンジネスソング「るるるの歌」


世界は謎に満ちている。
るるるるーるーるー

▼るるるの歌
作詞:マメコミ 作曲・編曲・歌:サキタハヂメ
初回放送日:2008年4月2日
備考:2008年度シャキーン・ミュージック第1弾。少年が丸いものを見ると狼になってしまうという内容。サブタイトルは「オオカミおとこ編」。
歌詞:http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin_song.html


▼るるるの歌~おとこオオカミ編~
作詞:マメコミ 作曲・編曲・歌:サキタハヂメ
初回放送日:2009年2月18日
備考:2008年度最終曲で「るるるの歌」の続編。前作(オオカミおとこ編)とは逆に、狼が丸いものを見ると毛皮がむけて男性になると言う内容。曲のラストで前作との繋がりが描かれる。
歌詞:http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin_song05.html


▼るるるの歌~未来編~
作詞:マメコミ 作曲・編曲・歌:サキタハヂメ 
初回放送日:2009年11月9日 
備考:エコロジーを題材にした「るるるの歌」第3弾。「るるるの歌」の少年が今から約90年後(2100年)にタイムスリップすると言う内容。
歌詞:http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin_song11.html



▼るるるの歌~おしぼり総集編~
作詞:マメコミ 作曲・編曲・歌:サキタハヂメ
備考:2010年3月10日放送「シャキーン!ザ・ナイト」にて。これまでの「おしぼりアート」の内容を歌詞に綴った「るるるの歌」番外編。


▼るるるの歌~始まり編~
作詞:マメコミ 作曲・編曲・歌:サキタハヂメ
初回放送日:2010年6月21日
備考:「るるるの歌」第4弾。曲のラストで、「おとこオオカミ編」への繋がりが描かれている。

これだけ動画がみつからない!見たい!!


曲の紹介文はwikipediaから引用。
Eテレで放送されていた(されている?)『シャキーン!』という番組の「シャキーン!ミュージック」という歌のコーナーで放送されたものであるらしい。


【追記】
「るるるの歌」「るるるの歌~おとこオオカミ編~」「るるるの歌~未来編~」が収録されているCDがあった[amazon]

2012年2月21日火曜日

川内村の帰村宣言と汚染分布について考えたこと

朝、出社の準備をしながらフジテレビの「とくダネ!」を見ていたら、1月31日に「帰村宣言」した福島県川内村に1週間滞在したレポートを放送していた。

あまり集中して見ることはできなかったのだが、驚いたのは、福島第一原発から20km圏内の地域を含む川内村の空間放射線量がかなり低かったことだ。


より大きな地図で 福島県川内村 を表示

川内村に1週間滞在したリポーターが、持参したガイガーカウンターで測定した数値は「毎時0.1マイクロシーベルト」程度。この数値は関東圏をガイガーカウンターで測定した数値と同程度だと思う。

実際、同じ測定器でフジテレビ周辺で測定した様子も紹介されたが、その数値も同じ0.1程度。またその後、村役場にある放射線量モニタリングポストの数値も放送されたが、それもやはり0.1程度だった。

番組のレポートは、この程度の線量であるならば帰村もまったく問題無いように思わせるのだが、芝生の地上近くで「毎時3マイクロシーベルト」程度が測定される様子を放送し、今だ放射線の脅威に晒されていることを示唆する。――ここまでは慌ただしく出社準備に追われながら番組を見た記憶で書いたものであり、間違いがあるかもしれない。

ネットでデータを探してみると、村内の放射線量遷移の記録(村内の放射線量6月以前)が公開されていた。

▼村内の放射線量6月以前
(なぜかリンク先がエラーになるのでコピペ用:http://shinsai.kawauchimura.jp/?p=958)


これを見ると、16日(福島第一原発が水蒸気爆発し30km圏内の避難が指示された翌日)の「10.5マイクロシーベルト/h」はかなり高い数値に思えるが、その後ある程度のスピードをもって減少していっていることがわかる。雨が降ると多少数値が高くなるようだが、3ヶ月後にはだいたい「0.3マイクロシーベルト/h」にまで下がっている。

この線量の推移はあるていど楽観的な期待を抱かせてくれるものだろう。だが、2011年7月に川内村全域にわたって測定された「線量測定位置図」という資料を見ると、村内の線量分布に、かなりのバラツキがあることがわかり、定点の線量だけでは単純に判断できないこともわかる。

▼村内の放射線量マップ
(なぜかリンク先がエラーになるのでコピペ用:http://shinsai.kawauchimura.jp/?p=779)


しかし、単純に判断できないのは、川内村内に限ったことではないだろう。

風向きや地形その他様々な環境的要因により、福島第一原発から漏れ出した放射性物質は複雑に分布することになった。20km圏内にかかる川内村より線量が高い地域は、原発からもっと遠い地域にもあり、ともすれば30km圏内よりも線量が高いか同等の地域が関東の一部にあったりする。

この分布のバラツキこそが現在の放射能汚染のひとつの特徴なのだろう。川内村の状況は、もっと広範囲の状況と同じなのだ。

川内村の帰村宣言には様々な意見があるようだ。たしかに事故前の環境に戻ったとは口が裂けても言えないし、村内の線量の高低を常に留意しながら生活しなければならないだろう。だとしても、生活圏における空間線量がある程度まで下がり、帰村を判断するまでになったことは喜ぶべきことだと思う。村の復興にはまだまだ長い道のりだろうが、前向きな決断と姿勢を応援していきたい。

2012年2月17日金曜日

『HALF LIFE―チェルノブイリ:死の森か、エデンの園か』


今、日本語電子書籍のフォーマットとして定着しそうなEPUB3.0の勉強中で、それを閲覧できるということで、会社のiPadと自分のAndroid端末に、紀伊國屋書店の電子書籍アプリである「Kinoppy」をインストールしてみた。

このKinoppyは紀伊國屋書店が販売する電子書籍をダウンロード購入できるブラウザにもなっていて、折角だからと無料の電子書籍をいくつかダウンロードしてみた。その中にあったのが本エントリーで紹介する『HALF LIFE―チェルノブイリ:死の森か、エデンの園か』である。

当初、電子書籍閲覧をためしてみるだけのつもりだったが、思いのほか興味深く、思わず最後まで読み込んでしまった。内容は以下WIREDの紹介文とおりである。

『メルトダウンから25年。強制移住や立ち入り制限によって無人となったチェルノブイリ周辺の地域は、現在野生動物の宝庫になりつつある。ある専門家は、放射線による悪影響は検知できていないと語る。一方で、放射能汚染は深刻な影響をもたらしていると語る学者もいる。モウコウマやイノシシ、オオカミなど稀少動物の楽園となったチェルノブイリは、畸形生物が生きる死の森なのか? それとも新しいエデンの園なのか?』(WIREDより引用、様々な電子書籍販売サービスから無料で購入できます)

2011年3月11日の震災によって起きた「福島第一原発事故」――現在、原発自体は安定しているものの、事故によってまき散らされた放射性物質は、原発周辺のみならず関東圏にも「低線量被ばくの人体への影響」という不安を人々にもたらし、まったく影響がないという意見から、ささやかな体調不良まで低線量被ばくの影響だとする声まで、様々な見解と議論が沸騰している最中である。

ただ原発事故由来の低線量汚染地域に住む人の体調が悪くなったとしても、それが実際に低線量被ばくによる影響であるのか、たんなる体調不良なのかを見極めるのは難しい。また、それらの症状が放射線を心配するあまりのストレスによって発症したものだとする意見もあって、ますます状況は複雑なものになっている。

それを見極めるひとつの指針となりうるのが、本書が扱っているチェルノブイリ原発事故によって放射能汚染された地域の野生動物の調査ではないだろうか。

野生動物はある程度放射線をさえぎる空間(建物など)にとどまることはないし、直立していないので人間よりも主要臓器が汚染された地上からの放射線にさらされることになるだろう。また汚染されたものを食べているわけだから内部被ばくも甚大。そして少なくと放射線不安によるストレスの影響は動物に無縁だろうから、低線量が動物に与える影響について、ある程度公正なデータを得ることができ、それは人体への影響について把握する有益なデータとなるのではないか。

私は読み始めてすぐに素人勘定で上記ように思い、そして本書に示された調査されたデータが楽観的な展望を得ることができる結果を期待した。

「チェルノブイリ・フォーラム――国連、WHO(世界保健機関)、IAEA(国際原子力機関)によって各国から集められた100人の専門家から鳴る委員会――の2006年度の調査報告が、立ち入り制限区域が野生動物の聖域と化しつつあるという考えを科学的に裏づけている」

そして冒頭近くて提示される上記のような見解を読んで喜んだのであるが、本書はそう単純な解決を提示してくれなかった。上記のような見解が楽観的すぎるという詳細な研究調査の結果が提示され、また、その研究にも異論があることが語られ…――またしても、なんとも煮え切らない状況を押しつけられることになるからだ。

しかし、それが逆にこの件についての強い関心を喚起させることになった。週末には本書で知った関連書籍であるメアリー・マイシオの『チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌』が届くことになっていて、またネットでこの件を題材としたNHKBS放送のドキュメンタリー番組をみつけたので見てみるつもりにもなった。

本書は本件に関する導入として最適だろう。現段階で胸に芽生えている考えのひとつは、放射線による生物への影響が、ここまでなら影響がなく、ここからは影響があるというような単純なものでは無いのではないかということだ。その点を念頭に置いて今後いろいろ調べてみるつもりです。

【NHKBS放送『被曝の森はいま』動画】 1/5 2/5 3/5 4/5 5/5

【上記番組をキャプチャ画像と文字おこしで紹介したブログ】






2012年2月14日火曜日

月刊ムーの発見(3)並木伸一郎氏の台頭



あああん。こういうことやりだすと、どんどん他の人には心底どーでもいいだろう事が知りたくなってくる。

今度は、年度ごとの上位3位までのライターのランキングを簡単なグラフにしてみた。

はじめにしつこく書いておくけど、これは昔ムーのサイトで公開していた「目次一覧―1979年の創刊号から2005年12月号(通算301号)まで」を元にした統計で、それ以上のものでも、それ以下のものでもない。いや、統計を弾き出すプログラムのミスなどあるかもしれないので「それ以下」である可能性を常に念頭に置いて見ていただきたい。ミスを発見したら随時修正していきます。

あと、やりだすとキリがないので、できるだけデータに手をくわえないことにした。今のところ手を入れたのは、ライター名統一の為に姓名を分けるスペースを排除しのと、あとは「韮澤と韮沢」を「韮澤」に統一したくらいか…。

さてグラフを見ていこう。元データはムーがまだ隔月刊だった1979年からあるが、バラツキを抑えるため、このグラフはムーが月刊となった1982年からはじめることにした。

この統計をしてみようと思ったきっかけは、前エントリーの「ライター・ランキング50」でも明らかになった、ムー・ライターとしてダントツの執筆量である、並木伸一郎氏のムー誌上での活躍がどのようなものであるのか興味が沸いてきたからだ。最初5年スパンの統計を取ってみたが、結果を見てもっと短いスパンの統計が必要である気がしてきたので、年度ごとで再統計することにした。

データをみると、並木伸一郎氏は80年代後半まではあまり目立って飛び抜けていない事がわかる。ただ、1985年からはコンスタントに圏内にいるので、5年ごとの統計では85年から首位となっている。

目立った台頭を表すのは90年代に入ってから、92年にトップとなるが次点との差はたったの2本。93年は鬼塚五十一氏にトップの座を奪われ、翌94年にはまたトップに返り咲きそのまま独走状態になると思いきや、98年には2位、99年には圏外にランクを落としている。

まあ人類滅亡予定だった1999年に鬼塚五十一氏がトップというのは、なんとなくわかる気がするが、鬼塚氏も12本とそれほど飛び抜けた数字ではない。何か別の理由がありそうだ(終末論は不得意?)。

年間で18本を超えるのは並木さんだけで、94年にはじめてその大台を超え、98年、99年以外は年20本以上のペースで執筆し続けている。、次点との差はほぼダブルスコアだ。

1999年は「ノストラダムスの大予言」というポップオカルト・シーンにおける一大イベントがあった年である。しかし、そんな一大イベントは何事もなく通り過ぎてしまい、それ以降、我々はオカルトや超常現象に対する認識の再構築を迫られることになった。

1999年以降のそんな状況の中にあって、並木伸一郎という人物は何らかの理由で月刊ムーに最も必要な存在になったのだろう。

うーん、これ以上深くつっこんでいくには、提供されている2005年以降のデータも欲しくなるし、記事に対するもっと詳細な分類が必要だろう。勿論、実際の記事に触れてみる必要もあるな。うーむ


1982(54)
南山宏(12)
榎原圭佑(10) 中岡俊哉(10)
柳瀬光男(9)
1983(67)
南山宏(訳)(11)
緑川崇久(8)
南山宏(7)
1984(66)
北出幸男(11)
高藤聡一郎(9) 矢追純一(9)
南山宏(7) 
1985(70)
高藤聡一郎(10) 
藤島啓章(9) 
並木伸一郎(8)
1986(71)
藤本憲幸(9)
北出幸男(8) 黒田みのる(8) 並木伸一郎(8)
藤島啓章(7)
1987(78)
山口直樹(7)
佐伯マオ(6)鮑黎明(6)並木伸一郎(6)
南山宏(5)
1988(77)
高木一行(5) 山口直樹(5) 並木伸一郎(5)
山梨賢一(4) 高尾甦永(4) 北出幸男(4) L・コールマン(4) 鬼塚五十一(4) 宜保愛子(4) 斉藤啓一(4)
清水剣竜(3)
1989(68)
千早ふる(13)
並木伸一郎(8)
鏡リュウジ(6)
1990(71)
不二龍彦(11)
鏡リュウジ(6) 北出幸男(6) 
並木伸一郎(5)
1991(61)
不二龍彦(11) 
並木伸一郎(8)
中野雄司(6)
1992(62)
並木伸一郎(10)
不二龍彦(8)
鏡リュウジ(6) 
1993(78)
鬼塚五十一(17)
並木伸一郎(16)
藤島啓章(12)
1994(63)
並木伸一郎(21)
松田アフラ(16)
鬼塚五十一(14)
1995(70)
並木伸一郎(20)
君島史隆(15)
秋山眞人(5) 
1996(70)
並木伸一郎(22)
豊島泰国(15)
泉保也(11)
1997(84)
並木伸一郎(20)
泉保也(12) 
山口直樹(10)
1998(69)
泉保也(12) 鬼塚五十一(12)
並木伸一郎(10)
君島史隆(7) 
1999(78)
鬼塚五十一(12) 泉保也(12)
梁瀬光世(10)
君島史隆(9)
2000(78)
並木伸一郎(25)
泉保也(12)
鬼塚五十一(10)
2001(71)
並木伸一郎(21)
編集部(12)
泉保也(10)
2002(86)
並木伸一郎(26)
東雅夫(13) 
泉保也(12)
2003(79)
並木伸一郎(21)
本田不二雄(14)
東雅夫(13)
2004(96)
並木伸一郎(32)
東雅夫(14)
泉保也(12)
2005(82)
並木伸一郎(22)
宇佐和通(15)
泉保也(11)

2012年2月10日金曜日

月刊ムーの発見(2)ライター・ランキング50


昨日のエントリーの続き。

ムーに執筆したライターのランキングを、少しちゃんと出してみたかったのでやってみる。すると50位までにすべてのライターがきれいにピッタリと収まったので、公開してみることにする。

ただのランキングではつまらないので、ライター名でグーグル検索できるリンクを設け、またwikipediaに登録されている場合はライター名をそのリンクとすることにした。

ただしwikipediaのリンクは正確なものではないです。例えは「志水一夫」は同姓同名の人物がいるために「志水一夫(作家)」となっている為、項目の存在をプログラム的に判断できませんでした。また、それ以外の理由でも項目があるにもかかわらずリンクされていない人物や、リンクされているにもかかわらず同姓同名の別人といったことも多いと思われます。あくまで機械的に生成したものであることをご留意ください。

同様に結果はあくまで、以前『月刊ムー』のサイトで公開されていた「目次一覧―1979年の創刊号から2005年12月号(通算301号)まで」を元に算出したものであることをご留意ください。

ムー・ライターのドンとの呼び声高い、本ラインキングでもダントツ1位の並木伸一郎氏のWikipedia項目がないことは信じられず、なんども検索してみたがやはり無いようだった(…なにかがおかしい、陰謀の臭いw)。

あとやっぱり、昨日のエントリーで紹介した「丁度5本ライター」の人には、Wikipediaに項目がある人が多いようにも思えるんだよなあ。(…これもデータの精度を上げて再統計してみると、それほどでもないかも)

(※自分用便利リンク集にしたいのでアマゾンのリンクも追加しました。)
(※2012.02.11 抜けデータの追加とデータの精度を上げるための修正を施した為に多少ランキングに変動がありました)



月刊ムー・ライター・ランキング50
目次一覧―1979年の創刊号から2005年12月号(通算301号)より
1位343本並木伸一郎[g][a] 
2位128本鬼塚五十一[g][a] 
3位116本泉保也[g][a] 
4位101本山口直樹[g][a] 
5位100本南山宏[g][a] 
6位96本君島史隆[g][a] 
7位87本中野雄司[g][a] 
8位80本東雅夫[g][a] 
9位70本藤島啓章[g][a] 
10位65本不二龍彦[g][a] 
11位54本梁瀬光世[g][a] 
12位51本北出幸男[g][a] 
13位49本北周一郎[g][a] 
14位47本本田不二雄[g][a] 
15位46本豊島泰国[g][a] 
16位43本高藤聡一郎[g][a] 
17位41本黒田祐太[g][a] 
18位40本くとうおん[g][a] 編集部[g][a] 
19位38本山梨賢一[g][a] 
20位35本伊藤哲朗[g][a] 
21位34本宇佐和通[g][a] 鏡リュウジ[g][a] 
22位33本高野潤[g][a] 
23位32本松田アフラ[g][a] 
24位31本矢追純一[g][a] 宜保愛子[g][a] 
25位29本桐生操[g][a] 
26位28本橋川卓也[g][a] 大村学[g][a] 
27位26本藤江優[g][a] 中岡俊哉[g][a] 
28位25本秋山眞人[g][a] 飛鳥昭雄+三神たける[g][a] 大宮司朗[g][a] 出口昌男[g][a] 
29位24本緑川崇久[g][a] 斉藤啓一[g][a] 上野和男[g][a] 
30位23本遠藤隆[g][a] 
31位22本ミゲル・ネリ[g][a] 小野十傳[g][a] 高木一行[g][a] 
32位21本千早ふる[g][a] 
33位20本コンノケンイチ[g][a] 
34位19本いわたみどり[g][a] 最上孝太郎[g][a] 山河宏[g][a] 清水剣竜[g][a] 鴉丸一水[g][a] 
35位17本小池壮彦[g][a] 石川光邦[g][a] 飛鳥昭雄[g][a] 出口優[g][a] 
36位16本ロボバ・オレガ[g][a] 林陽[g][a] 大沼忠弘[g][a] 
37位15本加藤純一[g][a] 大平光人[g][a] 藤本憲幸[g][a] 
38位14本山上智[g][a] 志水一夫[g][a] 佐伯マオ[g][a] 藤堂加奈子[g][a] 鮑黎明[g][a] 佐藤有文[g][a] 神代康隆[g][a] 藤巻一保[g][a] 
39位12本須田郡司[g][a] 
40位11本上坂晨[g][a] 星野太朗[g][a] 南山宏(訳)[g][a] 
41位10本武田崇元[g][a] 武内孝夫[g][a] 柳瀬光男[g][a] 星光一[g][a] 赤木アキラ[g][a] 佐野あき[g][a] 久保有政[g][a] 金澤友哉[g][a] 伊集院卿[g][a] 辻丸純一[g][a] 榎原圭佑[g][a] 斎光[g][a] 
42位9本新倉イワオ[g][a] 吉田邦博[g][a] 大谷淳一[g][a] 末芳樹[g][a] 宇留島進[g][a] クラウス・ドナ[g][a] 羽田守快[g][a] G・ダビデ研究所[g][a] 金子隆一[g][a] 石川武志[g][a] ケイ・ミズモリ[g][a] 
43位8本黒田みのる[g][a] 中村友紀夫[g][a] 早川裕之[g][a] 滝沢四郎[g][a] リンダ・M・ハウ[g][a] 永橋和雄[g][a] 韮澤潤一郎[g][a] 権藤正勝[g][a] 深沢久夫[g][a] 阿基米得[g][a] 高野善一[g][a] 安東寛[g][a] 
44位7本樋口英夫[g][a] 三神たける[g][a] 両子山洋[g][a] 斎藤忠[g][a] 治郎丸明穂[g][a] 青木彰[g][a] 實吉達郎[g][a] ルネ・ヴァン・ダール[g][a] パンタ笛吹[g][a] 
45位6本ケン太郎主[g][a] 武内裕[g][a] 北川聖美[g][a] 加藤敬[g][a] 龍顕正[g][a] 豊嶋泰國[g][a] 金森誠也[g][a] 山路美佐[g][a] 島大蔵[g][a] 高尾甦永[g][a] 大地舜[g][a] 諸井修造[g][a] 犀幸太[g][a] 河西修一[g][a] 
46位5本御上猛[g][a] 山口敏太郎[g][a] 橋本創造[g][a] 太刀岡泰[g][a] 飯野文彦[g][a] 高中寛[g][a] つのだじろう[g][a] 赤間剛[g][a] 獅子堂隆[g][a] 天野隆史[g][a] 加納一朗[g][a] 秋月親良[g][a] 北川隆三郎[g][a] 諸星翔[g][a] 杜聡一郎[g][a] 佐敷二郎[g][a] 阿川宗弘[g][a] L・コールマン[g][a] 田母神信一郎[g][a] 岡田明憲[g][a] 林巨征[g][a] 谷崎テトラ[g][a] 坂野康隆[g][a] 冨山詩曜[g][a] 鈴木革[g][a] パオ淳[g][a] 神奈備明[g][a] 
47位4本北原源児[g][a] 多湖敬彦[g][a] 高野大[g][a] 花積容子[g][a] 中村友紀[g][a] 天堂雷生[g][a] 黒田佑太[g][a] 大上和博[g][a] 三宅直人[g][a] 田中真知[g][a] 古庄浩二[g][a] 高野浩一[g][a] クリア・ライト・マニ[g][a] 船瀬俊介[g][a] 柴田乙人[g][a] 小畑雄二[g][a] 乾文武[g][a] 門田修[g][a] 天上昇[g][a] B・S・ラジニーシ[g][a] 内田一成[g][a] 大石隆一[g][a] 栗山由里子[g][a] 板垣晴己[g][a] 塩瀬学[g][a] 長尾豊[g][a] 宮崎紳一郎[g][a] 柴田徹之[g][a] 斎藤守弘[g][a] オマール・ファウラー[g][a] 
48位3本SHANTI[g][a] 金丸弘美[g][a] 倉橋日出夫[g][a] 高橋良典[g][a] ベネディクト・ヨセフ[g][a] 森幹雄[g][a] 秋端勉[g][a] 浅水量介[g][a] 田中一郎[g][a] 岩田明[g][a] 花積ヨーコ[g][a] 村上道紀[g][a] 小松義夫[g][a] 渡辺威男[g][a] 矢沢潔[g][a] 蓮実哲也[g][a] 根本順善[g][a] B.ヨセフ[g][a] 倉橋秀夫[g][a] 中子真治[g][a] 御剣タケル[g][a] 小林慎司[g][a] 高田寅彦[g][a] 永井豪[g][a] 岩戸佐智夫[g][a] 遠藤昭則[g][a] 三橋一夫[g][a] 石川精衛[g][a] 蔵野吉武[g][a] 中野やよい[g][a] 岸田森之助[g][a] 奥脇巧[g][a] マーヤ・ラジャ[g][a] 雨宮裕介[g][a] 多田正麻[g][a] 塙ちと[g][a] 釈智宏[g][a] 太田亨[g][a] 矢沢サイエンスオフィス[g][a] 浅川嘉富[g][a] 鈴木旭[g][a] 矢島輝夫[g][a] 天野敦子[g][a] ほか[g][a] 財川外史[g][a] SHANTHI[g][a] 土方正志[g][a] 月霧詠士[g][a] 一色正和[g][a] 今村光一[g][a] 朝松健[g][a] 氷室晶子[g][a] 阿部美智子[g][a] コーリン・アンドリューズ[g][a] 堤裕司[g][a] 
49位2本池田貴族[g][a] 松岡正憲[g][a] 飛鳥昭雄・三神たける[g][a] 太田次郎[g][a] 岡静夫[g][a] 夏野厚志[g][a] 和太郎[g][a] 通木周一[g][a] 鷲尾絖一郎[g][a] 新藤健一[g][a] 中山手遊[g][a] 津村喬[g][a] 小金井武蔵[g][a] 天之上智恵[g][a] 丹波哲郎[g][a] マーヤラジャ[g][a] 松田和也[g][a] ◆(パオ)淳[g][a] 茅真為[g][a] 三神タケル[g][a] 天野龍一[g][a] 保井法人[g][a] 志村有弘[g][a] 岡安信司[g][a] 太田孝幸[g][a] 実吉達郎[g][a] 村上幸親[g][a] 諏訪良二[g][a] 石崎洋司[g][a] 諏訪真澄[g][a] 天地京[g][a] 木村政昭[g][a] 鵬一輝[g][a] 村上晶彦[g][a] 翁長巳酉[g][a] 谷口令郷[g][a] 村山幸親[g][a] 多田克己[g][a] 有賀潔[g][a] 松村潔[g][a] 若杉良作[g][a] 弥守武[g][a] 伊田司[g][a] 朝路元[g][a] 岩田みどり[g][a] 明日来英久[g][a] 野田伊豆守[g][a] 坂戸康之[g][a] 小峰有美子[g][a] 井村義紀[g][a] 狸神明[g][a] 水木しげる[g][a] 木原浩勝[g][a] ◎パオ淳[g][a] 中原英臣[g][a] 夢宮光一[g][a] 宮田雪[g][a] 小林丈夫[g][a] 流智明[g][a] 上杉裕之[g][a] 藤田庄市[g][a] 井村宏次[g][a] 佐々木洋治[g][a] 今井由利香[g][a] 佐藤恵菜[g][a] 木星王[g][a] 泉和也[g][a] 今井通子[g][a] 並木伸一郎・山口直樹[g][a] スコット・カルモーナ[g][a] 上村信太郎[g][a] 橋本貫光[g][a] 渡辺裕之[g][a] 薬師寺真[g][a] 結城モイラ[g][a] ミゲル&ミチコ・ネリ[g][a] 片岡和仁[g][a] 原田政夫[g][a] 天野敬太[g][a] 蹟見冠[g][a] 寺山英樹[g][a] 宝田舞子[g][a] 飛岡健[g][a] 山本宗補[g][a] 山田久延彦[g][a] 阿部美知子[g][a] 久保田真理[g][a] 富田三郎[g][a] 伊達巌[g][a] H・グリス[g][a] 酒向雄豪[g][a] 渡辺豊和[g][a] G・プレイフェア[g][a] 串原昭夫[g][a] E・マン[g][a] コンノケンヰチ[g][a] 久保田展弘[g][a] 大山龍三[g][a] 松永みち子[g][a] ふじたいら[g][a] 篠田隆司[g][a] 高木美幸[g][a] 高田栄一[g][a] 元田隆晴[g][a] 小野勝也[g][a] アレクサンドリア木星王[g][a] 笹木和子[g][a] 
50位1本スコット・コラレス[g][a] 長嶋広充[g][a] 平石知良[g][a] 蒲田仔門[g][a] 神永瑞生[g][a] 遊星塾[g][a] レックス・ギルロイ[g][a] 星川暁[g][a] 富田隆[g][a] 久保あすか[g][a] C・ハーヴェイ[g][a] G・バードサル[g][a] 吉田かずお[g][a] 間敏幸[g][a] 韮沢潤一郎[g][a] 高橋徹[g][a] 小泉宗雄[g][a] 沢渡颯月[g][a] 井村君江[g][a] 菅沼蓮生[g][a] ジャック・ヴァレー[g][a] 金子史朗[g][a] さがわあつし[g][a] 斎藤洋一[g][a] あいざわみり[g][a] ランド&ローズ・フレマス[g][a] 大槻義彦[g][a] 久田博幸[g][a] 三浦悦子[g][a] 与謝野勝[g][a] 山本哲源[g][a] 邱国寧[g][a] 金田豊[g][a] 烏丸一水[g][a] アンソニー・ドッド[g][a] 中野雄二[g][a] 目黒譲二[g][a] 中野弥生[g][a] 文=多湖敬彦[g][a] 天地龍仙[g][a] 坂本貢一[g][a] 鐘光音美[g][a] 守護聖人カレンダー[g][a] 中村ケイジ[g][a] 北沢郷[g][a] 和田光[g][a] 田邊泉[g][a] 相模カンナ[g][a] 北河礼峰[g][a] 堤裕二[g][a] アルパン磯野[g][a] 広岡禎久[g][a] 川北亮司[g][a] 神谷宗一郎[g][a] 伊東哲朗[g][a] MoMO[g][a] 西本裕隆[g][a] デブラ・マン[g][a] 齋藤君子[g][a] 早大探検部[g][a] 化野燐[g][a] 馬上寛[g][a] ロイド・パイ[g][a] 成田俊幸[g][a] 横田貴史[g][a] 出口禮子[g][a] 斎ヒカル[g][a] 北祭昭吾[g][a] 船場俊昭[g][a] 佐草一優[g][a] 朝倉三心[g][a] 上林龍永[g][a] 中野生弥[g][a] 三浦龍太郎[g][a] ルル・ラブア[g][a] 新城ひとし[g][a] 粱瀬光[g][a] 竹橋道夫[g][a] 末吉明司[g][a] 田端将一[g][a] 伊達巖[g][a] 山吹奈緒[g][a] 森崎潤[g][a] 多田頼申[g][a] 七条梵想[g][a] 佐藤進一[g][a] れいじゅん[g][a] 鹿嶋實[g][a] 久世信夫[g][a] 江口理香[g][a] 池田満[g][a] 砂久知巳[g][a] 牟礼興仁[g][a] 新妻香織[g][a] H・ハウスドルフ[g][a] 岩間リュウ[g][a] 藤平浩一[g][a] すずきともこ[g][a] 八神邦建[g][a] 近藤由美[g][a] 遠藤励起[g][a] 越智隆治[g][a] 島村菜津[g][a] 玉部卓[g][a] 化野麟[g][a] 黒沢巌[g][a] 三谷芙沙夫[g][a] 宮崎茂[g][a] 齋藤忠徳[g][a] 槙尾紀[g][a] 近藤巌[g][a] 佐久知己[g][a] 曽川和翁[g][a] 柳谷杞一郎[g][a] 遠藤隆隆[g][a] 冥神誠[g][a] 怪談部屋主人[g][a] 島村奈津[g][a] MEGUMUSHANTHI[g][a] 中山市朗[g][a] 中山一朗[g][a] [パオ]淳[g][a] 舘石昭[g][a] ファビアン・セベロス[g][a] 榊御都彦[g][a] 南丈一郎[g][a] 秦紅鶴[g][a] 豊島泰國[g][a] 池田良[g][a] 綾部宗彦[g][a] 藤木結[g][a] 鷲尾◆(こう)一郎[g][a] 中嶋真澄[g][a] W・H・アンドラス[g][a] 井上圭也[g][a] ジョージ・クラピソン[g][a] 高野誠鮮[g][a] 鈴木智子[g][a] 赤井照久[g][a] 足立幸治[g][a] 出井康博[g][a] 長澤均[g][a] 小泉一馬[g][a] 堤祐司[g][a] 入間真[g][a] 梅本昌男[g][a] 遠野里佐子[g][a] アラタマサナガ[g][a] 太田洋一[g][a] 木村幸世[g][a] 望月裕美子[g][a] ジョージ土門[g][a] 久保田昭則[g][a] 羽田英玉[g][a] クルフ・クリック[g][a] 野中生弥[g][a] 斎藤修司[g][a] 大塚慎吾[g][a] 鹿嶋実[g][a] 西周治[g][a] 神田昌典[g][a] 真弓香[g][a] 鈴木光子[g][a] ホセ・エスカミーラ[g][a] アーチー・エシュボーン[g][a] 小田誠幹[g][a] 飯山健治[g][a] 石津千夏[g][a] 望月邦月[g][a] 今野郁男[g][a] ホウ淳[g][a] 国生嵩雄[g][a] 津田大愚[g][a] ゴンサロ・ロブレド[g][a] 西東杜広[g][a] 竹本良[g][a] 川崎孝之[g][a] 堀之内純[g][a] 水無月真帆[g][a] フェニックス・ノア[g][a] 鳥居隆篤[g][a] 西田淳[g][a] 秋山義隆[g][a] A・S・佐伯[g][a] 大西雄二[g][a] 藤井耕一郎[g][a] 伴育夫[g][a] 李純陽[g][a] 広川鬼一郎[g][a] S・N・ハフィーズ[g][a] 神崎真伍[g][a] 岡村隆[g][a] 中里誠毅[g][a] 坪井繁幸[g][a] 日本宇宙現象研究会[g][a] 阿野和夫[g][a] 吉野雄輔[g][a] 植松靖夫[g][a] 鰒黎明[g][a] 椿井青一[g][a] 鈴木典幸[g][a] 荒井欣一[g][a] 高坂剋魅[g][a] 笠原敏雄[g][a] リー・ウォルシュ[g][a] 竹内茂[g][a] 石川源晃[g][a] 赤里栖[g][a] 川津祐介[g][a] 石川光邦ほか[g][a] 結城モイラほか[g][a] 豊田健[g][a] ミチコ・ネリ[g][a] 吉住元[g][a] G・トンキンソン[g][a] 内藤景代[g][a] 山本一郎[g][a] F・ラファーティ[g][a] マー・チンタノ[g][a] 高橋周平[g][a] 加柴信栄[g][a] 永田雅一[g][a] 川村雪[g][a] 角田章[g][a] 武田崇元・山本白鳥[g][a] 多島宏[g][a] 香蓮寺和文[g][a] C・マン&G・ブレア[g][a] 川口哲夫[g][a] 前川道介[g][a] O編集長[g][a] 田川純三[g][a] 西東守弘[g][a] F・ル・ガン[g][a] 氷川涼太郎[g][a] 高橋一樹[g][a] 工藤無柊[g][a] 伊東聖鍋[g][a] 久米克子[g][a] 村上能成[g][a] 秦洋一[g][a] 佐藤成定[g][a] リンポチェ[g][a] G・サイモン[g][a] 小野幸男[g][a] 大木晃[g][a] 桜井肇[g][a] 河津かおる[g][a] 斉田守也[g][a] 五島勉[g][a] 川島徳一[g][a] 大河内勇[g][a] 無能唱元[g][a] 石川光国[g][a] 工藤章興[g][a] 八重野光弘[g][a] 中島啓典[g][a] 弘田しげみ[g][a] 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ページが存在するかどうか調べるプログラムは下記サイトを参考にした。
PIXTURE STUDIO / URLが実際に存在するかどうか調べる方法(PHP)